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西穂高岳(冬山・山小屋1泊)

新穂高ロープウェイの終点、西穂高口駅(標高2,156m)展望台からは、笠ヶ岳・西穂高岳・槍ヶ岳など北アルプスの山々が一望できます。

そこからスノーハイキングで1時間30分、通年営業の西穂山荘(標高2,367m)を拠点にすれば、冬山・春山でも登山者のレベルに応じた山行プランが立てられます。 初めてアイゼン・ピッケルを握る方は丸山まで、少し自信が出たら独標へ、アイゼンでの岩登りに慣れてきた方はピラミッドピークまで、または天候次第で西穂高岳登頂を目指す!と言う具合に。特に私たちも丸山や独標は、冬山入門ツアーとして利用するコースです。

過去3年連続でその年の登り納めにスタッフ同士で来ているのですが、いずれも悪天候で敗退。2年前は独標まで、昨年はロープウェイすら動かず麓で断念、3年目で遂に山頂を拝むことが出来ました。

 

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【西穂高岳とは】

上高地や東西の方角から眺めると鋸歯状に岩稜が連なる山容が特徴である。無雪期の登山シーズン中には、新穂高ロープウェイの終点の西穂高口や上高地からの登山者で賑わう。西穂独標までは、穂高岳の入門コースとなっているが、西穂独標から山頂までは熟達者向きのコース、山頂から奥穂高岳までの区間の岩稜は北アルプスの主稜線上では屈指の難コースとなっている。従来周辺の山全体が穂高岳と呼ばれていたが、1909年に槍ヶ岳から穂高岳に初縦走を行った鵜殿正雄が、穂高岳のそれぞれのピークの山を北穂高岳、前穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳と名付けた。実際には西穂高岳は山域の南西端のピークで、その中で唯一3,000mに満たない。最短ルートの新穂高ロープウェイを利用した登山者が多い。上高地、焼岳方面からの入山者もある。槍ヶ岳や奥穂高岳の縦走時に、通過される場合もある。新穂高温泉から西穂平を経由する旧道(旧ボッカ道)の利用者は少ない。西穂独標から山頂に向かう際に多くのピークを乗り越えて行くため、手前に見えるピークを西穂高岳山頂と間違え易い。山頂には、三等三角点と山頂標識が設置されている。(出典:Wikipedia)

 

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【装備リスト】

ザック:VAUDE(ファウデ) アシメトリック42+8
ツェルト(ビバーク用):SOL(ソル) ESCAPE BIVVY(エスケイプヴィヴィ)
ハードシェル:MONTURA(モンチュラ) CORE JACKET
ダウンジャケット:MONTURA(モンチュラ) CERVINO JACKET
ミドルレイヤー:MONTURA(モンチュラ) THERMAL TECH JACKET
ベースレイヤー(シャツ):MONTURA(モンチュラ) WARM ZIP MAGLIA
パンツ:MONTURA(モンチュラ) UPGRADE 2 PANT
アンダータイツ:MONTURA(モンチュラ) RUN WINTER PANTS
靴:スカルパ(SCARPA) シャルモプロGTX
靴下:smartwool(スマートウール)  PhD Outdoor ヘビークルー
ダウンソックス:GUNZE(グンゼ) ダウンルームシューズ
ストックポール:FIZAN(フィザン) COMPACT3(近日あらぺるとオンラインショップにて発売予定)
ピッケル:GRIVEL(グリベル)  ネパールSA・プラス
アイゼン:PETZL(ペツル) リンクス
カメラ:RICOH(リコー) GR
カメラケース:Lowepro(ローベプロ) ダッシュポイント10
コンロ:JETBOIL(ジェットボイル) バーナー SOL
マグカップ:スノーピーク(snow peak) ソロセット極チタン
水筒:プラティパス(Platypus) SOFT BOTTLE 1.0L
魔法瓶:THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル500ml
ヘッドライト:BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) スポット
コンパス:SUUNTO(スント) Suunto A-10
地図:山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地
タオル:速乾タオル フジヤマタオル
時計:[カシオ]CASIO 腕時計 PROTREK トリプルセンサー Ver.3 PRW-6000Y-1JF
その他携行品:エマージェンシーキット、スタッフサック、キッチンペーパー、ウェットティッシュ、スマートフォン用モバイルバッテリー、etc

装備のポイント:冬期の山小屋泊の際、寒がりな方や冷え性持ちの方にオススメなのがダウンソックスです。山小屋の床は結構冷たいので、寒がりの私には必携品です。また足先を温めると、体全体が暖かく感じるので着込む必要が無くリラックスが出来ます。

 

【アクセス】

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マイカー:東京方面→(中央自動車道〜長野自動車道)→松本IC出口→(国道158号)→平湯→(国道471号)→栃尾→(県道475号)→新穂高ロープウェイ
※高速降りてから下道を約90分
※ロープウェイ乗り場の駐車場や市営穂高第1・第2駐車場、県営公共駐車場は日帰り観光客用です。登山者は深山荘近くの市営穂高第3駐車場に駐めてください。

電車:JR新宿駅→(特急あずさ)→JR松本駅→(特急バス 松本ー新穂高線)→新穂高ロープウェイ
※特急バスの時刻表はこちら

 

【難易度】

丸山まで:初級
独標まで:中級
西穂高岳:熟練・熟練者同伴の中級

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【推奨ルート】

1日目: 西穂高口駅〜(1時間30分)〜西穂山荘泊

2日目:西穂山荘〜(30分)〜西穂丸山〜(40分)〜西穂独標〜(30分)〜ピラミッドピーク〜(1時間)〜西穂高岳山頂 ピストン

 

【山小屋レビュー】

山小屋名:西穂山荘

感想:広々とした土間で消灯まで歓談することが出来ます。飲食やガスバーナーを使用した調理も可。コーヒーを沸かすことはもちろん、素泊まりの場合、持ち込みで料理も出来ます。灯油ストーブは暖かく、快適です。地産の赤ワイン「稜線」は3,500円と価格が痛いが飲みやすく美味です。

トイレ環境:大小便器が分かれており、綺麗。食後すぐは混み合うので避けた方が良いでしょう。

水場環境:洗面台や飲料水は冬季は使用不可。お湯・水ともに食堂で60円/100mlで販売、他に比べ割高。500ml魔法瓶にお湯を入れてもらうと300円掛かるので、コンロで沸かした方が良いでしょう。

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【見どころ】

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また今年も仕事納めの翌日にやって来ましたよ。登頂の確立を高める秘訣の一つ、それは荷物の軽量化!冬季は危険度が高まるルートなだけに、体力に余裕を持たせて注意力を下げないことが大事です。今回はザック内9kgで纏めました。

 

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今年は特に日本人観光客から中国のツアー客まで、登山目的外の方が圧倒的に多いことに驚きました。

 

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ロープウェイから笠ヶ岳の雄姿が綺麗に見えました。

 

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西穂高口駅から西穂山荘へ向けて、いざ出発!ここのところ4日間は降雪無しのおかげで、踏み跡がしっかり付き歩き易い雪でした。一応アイゼンは付けて出発。

 

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今週末がちょうど、冬型が弱まり全国的な高気圧配置にドンピシャで当たりました!

 

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7時過ぎに東京発で、14時30分に西穂高口駅を発ち、早足で急ぐこと約1時間で西穂山荘到着。

 

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私、西穂でこれだけの好天に当たったのは初めてでした。気温は−5℃ながら風は弱く太陽が暖かく、しばらく景色に見入っていました。

 

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西穂山荘前からの日の入り。

 

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【RICOH GR  f2.8  20s 撮影】地平線まで無数の星が見えました。

 

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6時に朝食。6時55分、日の出。

 

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天気予報は午後から下り坂傾向。日の出と共に早速出発します。

 

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手前の丸みを帯びた白いコブが「丸山」、そのすぐ奥の黒い岩山が「独標」、白い三角形が「ピラミッドピーク」、その向こうに薄っすら見えるのが今日の終着点「西穂高岳」です。

 

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ここまではハイキング気分、軽〜く丸山を通過。

 

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独標直下の岩登り。ミックスクライミングの入門です。ここを安全に上り下りが出来るようになると、冬山への自信が結構付きますよ。

 

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非常に順調に独標もゲット。こんなイージーな西穂って初めて!!この地点で気温は-10℃、しかし太陽がポカポカと心地良く、体感は暖かく感じます。

 

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ピラミッドピークにあっさり到着。この時点で9時30分、時間的には余裕十分。冬期西穂高岳登頂に向けてGO!

 

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こんな所を一歩一歩集中し、3点支持を確保しながら安全第一で通過。

 

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ついに登頂、冬の西穂高岳でこんな好天に当たるなんて信じられない!こういう体験があるから、益々山にのめり込んでしまうんでしょう。ちなみに気温計は-12℃を指していました。

 

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目の前のピークがジャンダルム、そこから稜線で繋がった右のピークが奥穂高岳です。

 

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蛇行しながら流れる梓川と上高地を見下ろします。

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雪煙が高く立っている。あっちは相当、風が強そうだ。

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富士山もばっちり見えました。

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焼岳から続く稜線。途中、西穂山荘から右に曲がった稜線の先にロープウェイ駅が。
一番奥に見える白い山塊は中央アルプス、その後ろには噴煙を上げる御嶽山が見えます。

 

【日帰り温泉情報】

諏訪湖SA(サービスエリア)

中央自動車道諏訪湖サービスエリアに併設された温泉浴場。サービスエリアに誕生した温泉浴場としては全国初。高台にあり、浴室からは諏訪湖が一望できます。ドライブの疲れが癒せると人気が高く、季節に合わせてゆず湯やかりん湯が楽しめることも。石けんやシャンプーも完備。

大人:610円  小人:270円(6歳〜12歳)

平日:10時〜21時  土日祝:9時〜22時  年中無休

 

by 陽

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