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北横岳(日帰り)

北八ヶ岳ロープウェイで山麓駅から上がること約7分、標高2,237mの山頂駅をベースとした八ヶ岳の北端エリア(北横岳、縞枯山、茶臼山)は、私たちスタッフが冬山の足慣らしに毎年訪れる場所です。東京からのアクセスも近く、また早朝から楽しむロングコースから往復3時間程度のショートコースまで、到着時間に応じて選べるコースの多彩さも魅力です。

膝を痛め1ヶ月半ほど戦列を外れていたスタッフのリハビリに、北横岳に行ってきました。

 

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【北横岳とは】

北横岳(きたよこだけ)は八ヶ岳連峰北部(北八ヶ岳)の山である。本来の正しい名称は横岳であるが、同じ八ヶ岳のわずか10 kmほど南(南八ヶ岳)に同名の横岳があるため、より標高の低い北八ヶ岳の横岳は、区別のため便宜的に北横岳と称されることが多い。山頂は南北に分かれ、標高は南峰が2,471.6 m, 北峰が2,480 mである。ただし三角点が南峰にあるため、低い方の南峰の標高をもって横岳の標高とされる場合が多い。山頂近辺のごくわずかな一角が森林限界を超え、ハイマツ帯となっている他、縞枯山との鞍部の標高2,200 mあまりの一帯(坪庭)にもハイマツが密生している。通常、ハイマツ帯は亜高山帯針葉樹林の上部に位置するが、ここでは坪庭のハイマツ帯の上部に亜高山帯針葉樹林があるという植生の逆転現象が起こっている。これは、おそらく単純に気温の条件によるのではなく、坪庭周辺がきわめて土壌の乏しい溶岩地帯であることと関係があると思われる。(出典:Wikipediaより)

 

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【装備リスト】

ザック:OSPREY(オスプレー)  バリアント37
サングラス:OAKLEY(オークリー) Radarlock
靴:SCARPA(スカルパ) モンブランGTX
ハードシェル:MONTURA(モンチュラ) CORE JACKET
ソフトシェル:MONTURA(モンチュラ) DISCOVERY JACKET
ダウンジャケット:MONTURA(モンチュラ) CERVINO JACKET
ミドルレイヤー:MONTURA(モンチュラ) THERMAL TECH JACKET
ベースレイヤー(シャツ):MONTURA(モンチュラ) WARM ZIP MAGLIA
パンツ:MONTURA(モンチュラ) UPGRADE 2 PANT
アンダータイツ:MONTURA(モンチュラ) RUN WINTER PANTS
ビーニー:MONTURA(モンチュラ) THERMAL STRETCH CAP
ビーニー:MONTURA(モンチュラ) WIND BAND
バラクラバ:MONTURA(モンチュラ) BALACLAVA LIGHT CAP
グローブ(ライナー):MONTURA(モンチュラ) EMANA SEAMLESS GLOVE
グローブ:MONTURA(モンチュラ) LIGHT GLOVE
グローブ:MONTURA(モンチュラ) SKI GLOVE
靴下:smartwool(スマートウール)  PhD Outdoor ヘビークルー
ダウンソックス:GUNZE(グンゼ) ダウンルームシューズ
ストックポール:FIZAN(フィザン) COMPACT3(近日あらぺるとオンラインショップにて発売予定)
ピッケル:GRIVEL(グリベル)  ネパールSA・プラス
アイゼン:PETZL(ペツル) リンクス
カメラ:RICOH(リコー) GR
カメラケース:Lowepro(ローベプロ) ダッシュポイント10
スマホ防水ケース:LOKSAK(ロックサック)  防水ケース
コンロ:JETBOIL(ジェットボイル) バーナー SOL
マグカップ:スノーピーク(snow peak) ソロセット極チタン
水筒:プラティパス(Platypus) SOFT BOTTLE 1.0L
魔法瓶:THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル500ml
ツェルト(ビバーク用):SOL(ソル) ESCAPE BIVVY(エスケイプヴィヴィ)
ヘッドライト:BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) スポット
コンパス:SUUNTO(スント) Suunto A-10
地図:山と高原地図 八ヶ岳
タオル:速乾タオル フジヤマタオル
時計:[カシオ]CASIO 腕時計 PROTREK トリプルセンサー Ver.3 PRW-6000Y-1JF
その他携行品:エマージェンシーキット、スタッフサック、キッチンペーパー、ウェットティッシュ、スマートフォン用モバイルバッテリー、etc

装備のポイント:この冬、私がハマっているアイテムが「ヘッドバンド」です。真冬でも活動時には頭から湯気が昇るくらいに汗をかきます。そんな時にはビーニーを脱いで行動するのですが、それだと風がある時はさすがに耳が冷たくて痛くなる。それらの悩みを見事に解決するアイテムが「ヘッドバンド」だった訳です。これまではなんとなくのイメージで敬遠していたアイテムですが、一回着用してからは必携アイテムになってしまいました。

 

【アクセス】

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マイカー:東京方面→(中央自動車道)→諏訪IC出口→(ビーナスライン)→北八ヶ岳ロープウェイ
※高速降りてから下道を約25km(約40分)

電車:JR新宿駅→(特急あずさ)→JR茅野駅→(アルピコ交通バス)→北八ヶ岳ロープウェイ
※茅野駅西口2番のりばから約60分。
※アルピコ交通バスの時刻表はこちら

 

【難易度】

冬山入門レベル

縞枯山荘

 

【推奨ルート】

■当初の計画ルート:山頂駅〜縞枯山荘〜雨池山〜三ツ岳〜北横岳〜北横岳ヒュッテ〜山頂駅

■実現したルート:山頂駅〜(20分)〜縞彼山荘〜(10分)〜雨池山へのルートが雪で埋まっており撤退〜坪庭〜(1時間)〜北横岳ヒュッテ〜(10分)〜北横岳南峰〜北横岳北峰〜(10分)〜北横岳ヒュッテ〜(50分)〜山頂駅

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山頂駅から直接北横岳を目指してもつまらないということで、雨池山・三ツ岳経由で向かったが、今年の大雪の為に完全にルートが埋まっており断念。冬季も夏道と同ルートで良いのだが、肝心の夏道があまり頭に入っていないので無理はせず撤退。このルートでは、過去に道迷いで雪に覆われたハイマツ帯に足を踏み入れ、踏み抜いた挙句に雪に埋もれて体力尽き遭難死が発生しています。なので無理は禁物。トレースが付いていない日は、ルートファインディングに自信が無い方は諦める一手!

 

【見どころ】

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北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅。100人乗りのゴンドラは「ピラタス蓼科スノーリゾート」スキー場と共通施設です。スキーヤー・スノーボーダーに混ざり山頂駅へ向かいます。スノーボードでも一度来てみたいと思うゲレンデです。

 

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一般観光客も訪れる坪庭。標高2,200mに、季節ごとに異なる高山植物が咲き乱れる台地が広がる光景は、いつ見ても心癒されます。縞枯山荘方面へフラットな雪道を進みます。

 

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木道は完全に埋まっています。木々ももう少しで樹氷モンスターに成長しそうな様子ですね。

 

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バックカントリースキーの拠点としても便利な縞枯山荘。

 

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雨池山へ向かうルートは積雪が多すぎ、枝葉に遮られてとても進めませんでした。悪戦苦闘しながら200mほど進んだところで、断念。

 

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坪庭を横切り北横岳を目指します。

 

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この日、縞枯山方面は坪足での進行は不可、スノーシュー必須とする積雪でした。唯一、登る方が多いことで北横岳への登山道は、朝一はラッセルだったのでしょうが10時も過ぎた頃には程良くトレースが付き楽に上がれました。

 

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深く澄んだ青い空。

 

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あっという間に北横岳南峰山頂に到着。北横岳は二峰に分かれており、眺望はこの南峰の方が良いです。上がって来た方を眺めれば、南八ヶ岳の代表的な峰が逞しく直線的に連なる様が見られます。

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標高2,472.5mの南峰には三等三角点が設置されています。

 

 

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エビの尻尾が発達し、スズメ蜂の巣のようになっていました。例年よりも風が強いのでしょう。

 

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標高は南峰より高い北横岳北峰(標高2,480m)。脩那羅大天武(しゅならだいてんぶ)を祀る石碑があります。脩那羅大天武(しゅならだいてんぶ)とは本名を望月幸次郎。新潟県で生まれ、9歳の時に天狗に従い家を出て、60年間白山や立山で修行をしたと言われる行者です。麻績IC近く修那羅峠に安宮神社を開き、雨乞いの祈祷で信仰を集め生神様となったそうです。

 

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北峰から眺める蓼科山。標高2,531m、日本百名山の一つ。頂は丸みを帯び、下まで裾野を広げた姿は、別名「諏訪富士」「女の神山」と呼ばれています。

 

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南峰と北峰を繋ぐ稜線。北と南の頂を結ぶ真っ直ぐな一本道が、なんとも心打つ景色です。何枚も撮影しましたが、写真ではどうも再現出来てはいませんね。

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縞枯山・茶臼山方面。

 

 

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おまけ。車での帰り道、夕暮れに染まる南八ヶ岳。

 

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