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残雪の涸沢で美味しい生ビールが飲みたい!!

長い冬が終わり、ようやく春が訪れた穂高連峰。山の表情はまだ雪深く、容易には登山者を受け入れません。
厳しくも美しい雪山を眺めながら、キンキンに冷えた美味しい生ビールが飲みたい!!
そんな純粋な欲求を満たす為に、春の涸沢へ行ってきました。

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【涸沢カールとは】
涸沢は穂高登山の中心地であり、夏には色とりどりのテントが数え切れない程並ぶテント場を見ることができます。また、南側を吊り尾根、東側を北尾根と、標高の高い稜線に遮られた北向きの沢であるため、夏場でも残雪が多く残るので、夏スキーのゲレンデとしても賑わいを見せます。
また、近年は紅葉の名所としても有名であり、三段紅葉とも呼ばれる岩場と木々のコントラストが見られるため、見頃の季節には全国からおびただしい人数の登山者が訪れます。(出典:Wikipedia)

【装備リスト】
ザック:ULA(ウルトラライトアドベンチャーイクイップメント) CDT(シーディーティー)
ザックカバー:SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)ウルトラSILバックカバーS
レインスーツ(またはハードシェル上下):MILLET(ミレー) カメットゴアテックスジャケット
モンベル レインパンツ
防寒着(フリース、インナーダウン等):BAILO タスマニアフリース
シャツ(化学繊維、メリノウール等):ibex(アイベックス) Wsウーリーズ220クルー
中間着:MILLET(ミレー) LD MITTEL ZIP LS
タイツ:icebreaker(アイスブレーカー)オアシスレギンス
トレッキングパンツ:Marmot(マーモット) サルエルパンツ
アンダーウェア:メリノウール製品
靴下:Bridgedale(ブリッジデイル)ウィメンズトレッカー
帽子:KAVU(カブー) ストラップバケットハット
サングラス:JINS(ジンズ)
グローブ:icebreaker(アイスブレーカー) シエラグローブ
登山靴:SALOMON(サロモン) GUEST 4D GTX W
タオル:今治まきたおる
コンロ&燃料:PRIMUS(プリムス) ウルトラバーナーP153
クッカー:DUG(ダグ) ヒート1
カラトリー:DUG(ダグ) ウッドスティック
ナイフ:OPINEL(オピネル) OUTDOOR No8
ライター
カップ:SIERRA CLUB(シェラクラブ)オリジナルシェラクラブカップ
水筒:Platypus(プラティパス)
食料
ヘッドライト:PETZL(ペツル)ティカXP
腕時計
エマージェンシーキット
常備薬
日焼け止め
洗面用具
トイレットペーパー
ウェットティッシュ
地図
コンパス
トレッキングポール:FIZAN COMPACT3
アイゼン:HILLSOUND(ヒルサウンド)トレイルクランポン
ソリ
寝袋:Puromonte(プロモンテ)ULコンパクトシュラフ150

装備のポイント:今回は復路のお楽しみの為にソリを持って行きました。ホームセンターやamazon等にて数百円で販売されている、お尻の下に敷くソリです。そして山小屋の湿った布団がどうしても苦手なので、プロモンテの超コンパクトな化繊寝袋「ULコンパクトシュラフ150」を持って行きました。

【アクセス】
電車の場合:松本駅〜松本電鉄バス(時刻表)で上高地下車。
高山駅〜濃飛バス(時刻表)で上高地下車
マイカーの場合:中央自動車道・松本IC〜沢渡駐車場もしくは高山IC〜平湯駐車場に駐車し、松本電鉄バスに乗り換え。駐車場にて車中泊可です。
直通バス:夜都市圏より直通バスが多数出ています。

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今回は沢渡駐車場で車中泊。午前3時で既に結構埋まってました。

【難易度】
涸沢までは夏山登山経験があれば大丈夫です。但し雪上のトレースが不明瞭になる事もありますので、冬季経験者に引率してもらう事をお勧めします。アイゼン及びポールを必携し、クレパスやシュルンドに十分注意してください。涸沢より上部はピッケルは勿論、冬季登山訓練の習得が必要です。

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【今回のルート】
1日目:上高地→(40分)→明神→(40分)→徳沢→(40分)→横尾→(2時間)→涸沢ヒュッテ・宿泊
2日目:涸沢ヒュッテ→(1時間半)→横尾→(40分)→徳沢→(40分)→明神→(40分)→上高地

【トイレ情報】
上高地、明神、徳沢、横尾とそれぞれにトイレあり。

【見どころ&ポイント】
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朝の上高地って清々しくて良いですよね。オンとオフの境界と言うか、俗世間から解放される気がします。
この日は快晴だったので気分は最高です!

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河童橋を過ぎてすぐのところに好きなスポットがあります。
何気なく歩いてると通り過ぎてしまうのですが、小さな沢にかかっている橋から川面を覗くと、水中に揺らぐ藻がとても幻想的に映ります。

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少し歩いてウォーミングアップが完了されたところでクライムオン!
小梨キャンプ場を抜けて明神へ向かいます。小梨キャンプ場にはお風呂があり、マイカー組以外の方の帰りはここで入浴するのがお勧めです。

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横尾へ向かう道中、お猿様が沢山いらっしゃいました。
こんなに接近したのは初めてだけど、実はちょっとびびってます。

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梓川のほとりでコーヒータイム。
これほど透明度の高い川ってなかなかないですよね。

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横尾に到着。ここまでちょっとハイペースで歩いて来たので小休憩。

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横尾大橋を過ぎると本格的な登山道になり、残雪がチラホラと現れます。アイゼンをどこで付けようか、迷いながら進みます。みなさん本谷橋辺りで装着してました。ちなみにこの時期、本谷橋はかかっていません。

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本谷橋を通り過ぎると、夏道とは違って沢をトレースする冬道になります。
それにしても、蟻の行列のような人出に驚きです。

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涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてからが長い長い。。。ひたすら続く筋トレのような登りに気絶しそうでした。

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小屋に到着して少し休んでから、涸沢ヒュッテのテラスで念願だったあの夢を果たします!
乾杯!!!!!!!!!!
このビールは文句無しで人生一番の美味さで、雰囲気と空気と達成感に酔いしれます。
この日はナンを焼いて持って行き、インドカレーを作って食べたり、ホットワインを飲んだりして、涸沢キャンプを思いっきり楽しみました。

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ここで、山小屋泊のワンポイントアドバイスです。
私たちあらぺるとスタッフは山小屋の布団が苦手なので、最近は薄手の寝袋を持って行く様にしています。
あらぺるとonlineでも取り扱っているPuromonte(プロモンテ)ULコンパクトシュラフ150は非常にコンパクトになり、小屋泊用に使われる30Lザックに入れてもスペースを取らず、あの湿ってザラついた布団から解放されるには必携のアイテムです。使い方は、布団の中にシュラフを入れてその中で寝ます。夏なら敷き布団の上にシュラフだけでも良いですね。特に最近は、週末となれば1枚の布団に数人が充てがわれる混雑ぶりですから、快適に眠るにはオススメです。

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ぐっすり眠った翌朝は涸沢名物のモルゲンロードを拝むことができました!

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宿泊した涸沢ヒュッテから数分歩くところに涸沢小屋があり、こちらのテラスからは涸沢のテント村が一望できて素敵です。

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これが有名なタヌキ岩(トトロ岩)です。本当に似てますよね。

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しばらく涸沢で遊んだ後は、ソリを使って一気に下りました!
これ、この時期に行くなら絶対持って行った方がいいですよ。

【立ち寄り温泉情報】
マイカー組には沢渡駐車場に隣接する梓湖畔の湯がお勧めです。バス組には小梨の湯が便利だと思います。

涸沢は穂高登山のベースと言うイメージが強いですが、涸沢カールを眺めながらベースでゆっくり過ごす山行も良いと思います。
料理や読書、心地よい空気に包まれた涸沢の新しい楽しみ方として、ぜひトライしてみてください。

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