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鳳凰三山(日帰り) スピードハイキング

当初の予定では新しく取り扱いを始めるテントの撮影とテストを目的に、別スタッフと一緒に鳳凰小屋でテント泊する予定でした。が、その相方が直前のトレランで捻挫するアクシデントに見舞われてしばらくは要安静状態に。。

ということで急遽一人となってしまったのですが、ならば撮影やらなんやらは次回に回すってことで、せっかくならば単独行の身軽さを活かして日帰りで回ってみようと思った訳です。そうすれば翌日は息子の遊び相手も出来るし、嫁さんのご機嫌も取れる(笑)

 

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【鳳凰三山(鳳凰山)とは】

鳳凰山(ほうおうざん)は山梨県の南アルプス北東部にある3つの山の総称である。後述の通り、鳳凰山とはどの山を指すのか歴史的には諸説あったため、地蔵岳(標高2,764m)・観音岳(標高2,840.4m)・薬師岳(標高2,780m)の3山の総称として特に鳳凰三山とも呼ばれる。南アルプス国立公園内にあり、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山および山梨百名山に選定されている。鳳凰三山を構成する山は、地蔵岳、観音岳、薬師岳である。地蔵岳の西に赤抜沢ノ頭、薬師岳の南に砂払岳の小ピークがある。地蔵岳と赤抜沢ノ頭との鞍部は「賽ノ河原」と呼ばれ多くの小仏石が安置されている。鳳凰山は南アルプスの主脈からは離れており、山がある支脈は甲斐駒ヶ岳から始まり、アサヨ峰、高嶺、鳳凰山へと続いている。鳳凰山の山頂部は3山とも森林限界上のため眺めがよく、天気が良ければ、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、富士山などが眺められる。鳳凰山の東に視界を遮る山はなく甲府盆地が広がっているため、非常に開放感の高い山である。茶色っぽい山が多い南アルプスの中で、甲斐駒ヶ岳とともに例外的に花崗岩の白い山肌となっている。

荻生徂徠『峡中紀行』、『甲斐国志』、野田成方『裏見寒話』、萩原元克『甲斐名勝志』など近世の地誌類によれば、「鳳凰山」の指す山域は時代により認識が異なっている。地蔵岳のみを指す一山説、観音岳、薬師岳の二峰を指す二山説、三山すべてを指す三山説があり、山名論争が展開されてきた。山麓地域では昔は一山説が一般的であったが後に山岳信仰の広まりに伴い三山説が浸透し、二峰を区別しがたい甲府近在で編纂された『裏見寒話』や甲斐国絵図類などにおいては二山説・三山説をとっている。しかしながら、いずれにしても現在となっては鳳凰山とは鳳凰三山と同義である。地蔵岳の山頂部はオベリスク(地蔵仏)と呼ばれる巨大な尖塔があり、鳥のくちばしに満たれられることから鳳凰の山名由来になっていると考えられている。オベリスクはこの山域の象徴的存在で甲府盆地からも注意して観察するとその姿を見ることができる。地蔵岳山頂の2個の巨石が相抱くように付き上がっていることから、故人がこれを大日如来に擬して崇拝し法王山の名が付いたことが山名の由来であるとする説もある。757年(天平宝字元年)に、女帝孝謙天皇(奈良法王)が転地療養のために奈良田に来て法王山に登り、その山名が転化して鳳凰山になったとする説もある。(出典:Wikipediaより)

 

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【装備リスト】

ザック:ULTIMATE DIRECTION (アルティメイトディレクション) FASTPACK20
サングラス:OAKLEY(オークリー) Racing Jacket
靴:ALTRA(アルトラ) オリンパス1.5
ハードシェル:MONTURA(モンチュラ) SPRINT JACKET
レインパンツ:MONTURA(モンチュラ)  SPRINT COVER PANTS
ウィンドシェル:MONTURA(モンチュラ) ZERO 119 JACKET
フリース:MONTURA(モンチュラ) FAST LIGHT HOODY MAGLIA
シャツ:MONTURA(モンチュラ) OUTDOOR TRAIL T-SHIRT
アンダーウェア:finetrack(ファイントラック) スキンメッシュノースリーブ
パンツ:MONTURA(モンチュラ) FREE SYNT ROCK BERMUDA
キャップ:BUFF(バフ) Visor
グローブ(ライナー):ARC’TERYX(アークテリクス) Phase Liner Glove
靴下:DRYMAX(ドライマックス) TRAIL Maximum Protection Running 1/4 crew
カメラ:iPhone 6 Plus
スマホ防水ケース:LOKSAK(ロックサック)  防水ケース
自撮り棒:ELECOM(エレコム) 自撮棒・セルフィースティック
水筒:HYDRAPAK(ハイドラパック) ソフトフラスク SF500
ツェルト(ビバーク用):SOL(ソル) ESCAPE BIVVY(エスケイプヴィヴィ)
ヘッドライト:BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) スポット
ヘッドライト用予備電池 単4 3本
地図:山と高原地図 北岳・甲斐駒 2015 (登山地図 | 昭文社 マップル)
タオル:速乾タオル フジヤマタオル
時計:SUUNTO(スント) AMBIT3 PEAK HR SAPPHIRE アンビット3ピークHR サファイヤ
その他携行品:行動食(ジェル2個、パワーバー2本、ジャム&マーガリンパン、肉巻きおにぎり2個)

装備のポイント:山は標高が100m増すごとに気温は0.6℃下がり、さらに風が吹けば風速1mごとに体感温度が1℃下がります。夏場でも2,000mを越えた稜線では思いのほか肌が冷えるため、嵩張らず軽量な薄手フリースを持って行きます。また私は汗かきなので運動量が増えると、たとえ薄手の軽量ハードシェルであってもかなり蒸れてしまいます。なので稜線に出てからの防風着として100g程度の超軽量ウィンドブレーカーも持っていくようにしています。通常1泊2日のコースを日帰りでの挑戦であるため、アクシデント対策に簡易のビバーク用具も用意しました。

【アクセス】

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マイカー:中央高速道路で韮崎ICより約1時間30分。最後の山道10kmは穴ぼこだらけの悪路です。

※青木鉱泉の駐車場に駐めます。750円/日。早朝発の場合は後払いで精算します。

電車:JR新宿駅→(特急スーパーあずさ号/あずさ号)→JR韮崎駅→(山梨中央交通バス)→青木鉱泉

※山梨中交通バスの時刻表はこちら

 

【難易度】

鳳凰三山は標高が2,800m前後と、南アルプス(赤石山脈)を代表する白峰三山や甲斐駒ケ岳には少々及びません。また急峻な岩場や鎖場は少なく、技術や経験があまり無い方でも登れてしまうでしょう。しかし登山口からの標高差が約1,750m、コースタイム12時間35分の道程を日帰りで行くためには普段から相応の体づくりは必要です。

 

【今回のルート】

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青木鉱泉→(ドンドコ沢ルート・南精進ヶ滝/鳳凰の滝/白糸滝/五色滝)→鳳凰小屋→(賽の河原)→地蔵岳→観音岳→薬師岳→(中道)→青木鉱泉  通常コースタイム:12時間35分

総タイム:7時間30分(休憩含む)  総距離:約20.5km  累積獲得標高:2,016m

消費カロリー:4,920kcal

 

【見どころ】

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今回は青木鉱泉からの周回ルートを採りました。他に夜叉神峠からのピストンルートもポピュラーコース。

 

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ドンドコ沢の方が中道よりも明るく開放的なルートであること、また下りは中道の方が走りやすいことからドンドコ沢から上がることにした。思ったよりも楽にコースタイムを巻けていたので、途中の滝を全て鑑賞する時間が取れた。

 

 

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この日、鳳凰小屋はお休みであったが水場は開放されていた。小屋が休みの時は水場も使えないってところもあるので、これは嬉しい。

 

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鳳凰小屋のテント場。

 

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この日は一日中、ガスの濃い曇天。梅雨時期に雨が降らないだけ幸運と思うべきか。しかし有名な地蔵岳のオベリスク(地蔵仏)を見上げた一瞬、青空が見えた!

しかし最近、森林限界を超える山に行っていないからだろうか?賽の河原に入った途端、これまで軽快に動いていた体が急に重くなった。それでも涼しい顔を保って、重そうなザックを担ぐ登山者を抜いたり引き離したりとスピードハイカーの意地を見せていたが本当に息が苦しい!

 

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オベリクスが聳える手前の鞍部には沢山の地蔵が祀られている。手を合わせながらも霊感の無い私には感じることは無かったが、ここはパワースポットと呼べる場所なのだろうか。しかし息が苦しい、ちょっと走ると息が上がる。。「登りで飛ばしすぎたか??」

 

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観音岳山頂。森林限界に入ってから30分、ようやく高所に体が慣れたようで体が急に軽くなり息も整ってきた。稜線は砂地で心地良いアップダウンが続いており、やっと気持ち良く走れました。

 

続いて薬師岳。

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薬師小屋方面の景色。ガスに包まれた砂払岳と白沙が神秘的でした。さあここからは一気に下るのみ。

 

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中道の下りですが、最初の3分の1はめちゃくちゃ滑る岩と木の根の連続でした。とても走れる感じじゃない。両手を岩につきながら慎重に下る感じ。そこを抜けたら写真の走るに絶好のトレイルが始まります。

 

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最後は沢沿いの緩やかな下りの林道です。

 

 

 

【立ち寄りたい日帰り温泉施設】

施設名:青木鉱泉

営業:(冬期休業)日帰り入浴 7:00~21:00

料金:1,000円(税別)

 

 

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