OLYMPUS DIGITAL CAMERA

北アルプス 一泊登山 涸沢→奥穂高 2日目

↓↓北アルプス 一泊登山 涸沢→奥穂高 1日目へは下記のリンクからどうぞ↓↓
北アルプス 一泊登山 涸沢→奥穂高 1日目

さて!現在時刻は午前3時10分、今日はいよいよ日本で3番目に高い山、奥穂高岳にアタックです。昨日は残念ながら雨で何もすることがなく、早い時間に寝てしまったので、コンディションはバッチリです。
ただ、辺りは真っ暗闇!ヘッドライトを付けてはいるものの、視界はとても狭いです。迷子になったらどうしようと一抹の不安を抱えたまま支度をしようと外に出て見ると何と!そこは一面の星空!雲一つありません。「よし!晴れた!」思わず声が出てしまいました。これならザイテングラード辺りでいい日の出が見られそうです。
まずは、昨日で水を使い切ってしまったので水場で補給します。これ結構忘れがちなので忘れないようにしましょうね。移動食、財布、防寒具、カメラなど、必要な物以外は全て置いていきます。荷物はなるべく少ない方が、疲れにくいので、最小限に抑えます。そしていざ!奥穂高岳へ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥穂高への順路は2つあります。1.涸沢小屋の裏手から行く道、2.テント受付小屋の付近から行く道(パノラマコース)です。私は絶対1をお奨めします。2は、周りが暗いうちは特に道に迷う危険性が高いです。

そして私は、2に行ってしまったのです・・・(汗)
基本ゴツゴツした岩の多い道を進むのですが、ところどころの大きい岩に順路が記されており、初めのうちは順調でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

見晴岩です。マップにも載ってます。明るければここから絶景が望めるのでしょう。そして、目印を頼りに進む事20分雪渓の丁度真横を行くのですが、ここから目印が無くなり、一向に見付からないではありませんか!
辺りは真っ暗で、見えても2メートル先までです。考えられるルートは、雪渓沿いに行くか、雪渓を横断するかなのですが、私は雪渓沿いに行く道を選びました。そして、これが恐らく間違えたルート!一向に目印が出て来ません。眼下には常に涸沢小屋が見えているので戻れなくなる事は無さそうですが・・・道はひたすら岩場!しかも斜度があり、固定されてない岩が多い悪路です。2.3度行き止まりにぶつっては引き返して歩く事40分、ようやく立入禁止のロープが張られた場所へ!順路に復帰出来ました。そして皮肉な事に自分をここまで導いてくれたのは、途中人が捨てていったであろうゴミでした。ゴミを道標に進んだ訳です。帰りは、涸沢小屋裏手の道を使ったのですが、目印が途切れる事も無く、明らかに自分が選んだルートより良いと思います。辺りが暗い内に行動する方は、涸沢小屋裏手から登る事をお奨めします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この頃には、少し周りが明るくなり、何とか目印も見えるようになってきました。そしてそろそろザイテングラートに入ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして待っていましたご来光!綺麗です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ザイテングラート入り口からは、涸沢ヒュッテが見降ろせます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

登山用語には、ドイツ語の言葉が多く使われており、例えばヒュッテ(山小屋)等もその類です。ザイテングラードの語源は、ドイツ語のseitengrat(支稜線・支尾根)という意味だそうで、ここから本格的な岩登りが目的地である穂高岳山荘付近まで続きます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ザイテングラードをひたすら上り、やっと穂高岳山荘が見えてきました。かなり疲労が貯まっていましたが、ここまでくればあと少し!景色も綺麗だし、高まったテンションをキープしながら、ラストスパートです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とうちゃ~く!やっと着きました。目的地の穂高岳山荘。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

中は沢山の宿泊客でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

おみやげや食料等も充実しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こんなものまで!万が一何かあってもこれがあれば安心ですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

勿論トイレも完備!しかも洋式まであり嬉しいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

かなり早めに付いてしまった事もあり、少しゆっくりしてから行く事にしました。昨日は飲めなかったビールでも飲んで・・・(喜)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

天気もいいし景色も最高!遠くに雲海も見えます。昨日とは大違いです。山頂まで持ってくれと祈るばかりです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥穂高岳山頂までは、約45分、ここから登り始めます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さすが名山です。渋滞してます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

穂高山荘を真下から見るとこんな感じ。ヘリポートも見えますねー。そして奥が北穂高岳へと続く道です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

所々に目印があるので、まぁ迷うことはないでしょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

途中数カ所の鎖場やハシゴ場があります。ゆっくり慌てず登りましょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

丁度ジャンダルムが綺麗に見える辺りで写真を頼まれ、ついでに私も撮っていただきました。ジャンダルムとの2ショットです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

改めてジャンダルムです。ジャンダルムの語源は、gendarmeフランス語です。憲兵、主峰を守るかのように山稜上に立ちはだかる塔状の岩峰をいい。日本ではここ、奥穂高岳のジャンダルム、劔岳三ノ窓チンネのジャンダルムが有名とのことです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コースタイムより少し早い40分でいよいよ山頂です。人いっぱいだ~。ここまで特に道に迷うこともなく、綺麗な景色を見ながら頑張って登りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥穂高岳登頂!永かった・・・まずは、新しくなった祠が出迎えてくれました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥穂高岳展望図です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

山頂からの眺望です。雲海の向こうには富士山も見えます。ホントに綺麗です。頑張ってここまで来た甲斐がありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

30分程の休憩を経て、さあ下山!涸沢小屋までノンストップです。穂高山荘まで下りてきた時に、丁度山荘からヘリが飛び立つのが見えたので、急いでシャッターを切りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

涸沢小屋到着!そして念願だった、涸沢の絶景を拝む事が出来ました。感動です。ホント晴れて良かった!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

涸沢小屋も綺麗です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

少し早めの昼食です。カレーとご褒美のビールです。最高に美味しかった(涙)
涸沢小屋と言えばジョッキに山盛りで出てくるパフェが有名で是非食べてみたかったのですが、残念ながら8月末で終了との事でした。ちょっと残念・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

涸沢からの絶景です。私にとっては、奥穂高岳山頂の景色よりも色々な意味で感動しました。

さて、涸沢の風景を充分に満喫したところでテントを片付け帰りの準備です。
時刻は11時まだこの時間は、テント場受付小屋は営業していないので、受付した時に受け取る、設営許可証を、テント場受付小屋の返却ボックスに返却します(バタバタしていて写真を撮り忘れてしまいました・・・)
そして、「必ずまた来よう!出来れば紅葉の時期に!」と心に誓いながら、下山開始!

下山ルートは、涸沢ヒュッテの裏手が順路となっております(またしても写真撮り忘れ・・・)
取り敢えず目的地、本谷橋に向かいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

帰りはよく晴れ、近隣の山々が見渡せます。とても綺麗です。因みに山道は、基本ゴツゴツした岩が多めなので、足を挫かないよう注意が必要です。私は何度か踏み外したり、挫きそうになりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そしてほぼ予定通りの時間に目的地の本谷橋に到着です。ここも綺麗な場所です。沢の水は澄み切っています。水が冷たくて気持ちいいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、険しい山道を下り、横尾に到着。10分程度の休憩の後、中継地点の徳沢、明神橋を経て、上高地のバスターミナルに向かいます。

流石にここまで来ると、疲労も大分蓄積されて、ペースも少し遅め、しかも靴紐を緩めていたせいか、足に靴擦れが2箇所も出来、とても痛いです。
靴の紐を緩めて歩くと、それだけ中で足が動き、靴擦れの原因となります。山行時は靴紐をしっかり締め、靴の中で足が動かないようにしましょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

予定よりかなりペースが早く、時間に余裕があったので、途中河童橋の上高地ビジターセンターに寄り道、梓川沿いのベンチで、名物のソフトクリームをペロリ。ミルクが濃厚で、それでいて甘すぎず、とても美味しくいただけました。レンズが曇ってしまい写真が少しぼやけてしまっています。そして30分程、梓川を眺めながら休憩した後、上高地バスターミナルへ・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上高地のバスターミナルへ無事帰還し、上高地を後にするのでした・・・

今回の涸沢→奥穂高岳一泊登山、出発前は不安だらけでしたが、登山道は綺麗に整備され、設備も充実、天候にもまあ恵まれ、とても充実した、アッという間の2日間でした。途中失敗もありましたが、コースタイムもしっかり守れたし、いい山行だったと思います。そして何より、二日目に見た涸沢の絶景は生涯忘れる事はないでしょう!
大勢で、ワイワイ楽しい登山もいいですが、周りに気を使う事もなく気楽な一人登山もいいもんです。疲れたらいつでも休憩出来ますしね。皆さん、ここまで読み進めていただいてありがとうございました。

そして最後に、皆さんの登山ライフが充実した、良いものでありますように・・・

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP